コラム

バスタイムをアロマで格上げ。香りのフレグランスで作るリラックスの時間【おすすめ5選】

お風呂に入ることは、毎日のルーティンです。
でも「バスタイムを楽しむ」となると、少し話が変わってきます。

一日の終わりに、お気に入りの香りを浴室に満たす。
湯気とともに立ち上がる香りに包まれながら、その日あったことをゆっくり手放していく。

それだけで、ただのお風呂が
**「今日一番のご褒美の時間」**に変わります。

フレグランスキャンドルで空間を香らせる楽しさはこれまでもお伝えしてきましたが、今回はさらに踏み込んで
**「バスタイム×香り」**の世界をご紹介します。
バスオイル、入浴料、ボディミストを組み合わせた、香りで作るリラックスのルーティンです。


なぜバスタイムは「香りの効果」が最大化するのか

香りがリラックスに効くのはなぜか
ーーそのメカニズムは以前の記事でも触れましたが、バスタイムに限定すると、その効果はさらに高まります。

理由は3つあります。

① 温熱効果で心身が「受け取りやすい状態」になる

38〜40℃のお湯に浸かると、副交感神経が優位になり、心身が緊張をほどいた状態になります。
この「すでにリラックスモードに入っている状態」のとき、香りの情報は脳の扁桃体へより深く届きやすくなります。

つまりバスタイムは、香りの効果を最大限に受け取れるゴールデンタイムなのです。

② 湯気が香りを浴室全体に広げてくれる

バスオイルや入浴料をお湯に溶かすと、湯気とともに香りが立ち上がり、浴室全体を包みます。
これは肌につける香水では再現できない、空間全体に香りを纏うという体験です。

密閉された浴室という空間が、香りの濃度を保ちながら持続させてくれます。

③ 湯上がりの肌に香りが残る

バスオイルには植物由来の保湿成分が含まれており、肌になじんだオイルとともに香りが肌に定着します。
お風呂から出たあともほんのりと香りが持続し、そのままベッドに入るまでリラックスした気分が続きます。

フレグランスアドバイザーが
「リラックスしているバスタイムに香りを楽しむことを特におすすめする」
と語るのも、このような理由からです。


バスタイムの「香りの流れ」を設計する

バスタイムの香りは、入浴中だけのものではありません。
**「入浴前」→「入浴中」→「湯上がり後」**
という流れを意識して香りをつなげると、より豊かな体験になります。

STEP 1|入浴前:フレグランスキャンドルで浴室を整える

お湯を溜め始める前に、フレグランスキャンドルを灯します。
浴室に置く場合は安定した棚の上に。水がかからない場所が前提です。

このひと手間で、浴室に入った瞬間から「非日常」が始まります。
スマートフォンをそっと置き、この時間は自分だけのものにする
——そんな合図として、炎を灯す行為は機能します。

STEP 2|入浴中:バスオイルか入浴料で香りを広げる

お湯を溜めるタイミングでバスオイルや入浴料を入れます。
バスオイルはキャップ1〜2杯が目安。
お湯を溜めながら入れると自然に混ざり、均一に香りが広がります

この時間こそがバスタイムの香りのピーク。
浴室全体にゆっくりと香りが満ちていきます。

STEP 3|湯上がり後:ボディミストで香りをまとい直す

体を拭いた直後、まだ肌に水分が残っているタイミングでボディミストをさっと一吹き。
湯上がりの温まった肌は香りをよく吸収し、その後ゆっくりと香りが広がっていきます。

この3ステップが揃うと、バスタイムは単なる入浴ではなく、
一つのリラクゼーション・ルーティンになります。


バスタイムにおすすめのフレグランス5選

1|ジョー マローン ロンドン バスオイル「イングリッシュ ペアー & フリージア」

ジョーマローンがフレグランスブランドとして確立するきっかけとなった、原点のバスオイル

実はジョー マローン ロンドンの原点は香水ではなく、バスオイルです。
創業者のジョー・マローンが最初の5人の顧客に贈ったのが、このバスオイルでした。

湯船にキャップ1〜2杯を溶かすだけで、浴室全体にフルーティーで豊かな香りが広がります。
お湯はほんのりと白く色づき、まるで高級スパの浴室のような雰囲気に。

みずみずしい洋梨とフリージアの甘さが優しく包み込む香りは、甘すぎず上品で、男女問わず愛される定番の一本。
植物由来の保湿成分も配合されており、湯上がりも肌がしっとりと香り続けるのが特徴です。

おすすめの使い方: 湯船に数滴→同シリーズのボディクリームを湯上がりに重ねる
価格帯: 30mL 3,850円 / 250mL 11,110円


2|SHIRO バスオイル「サボン」

日本の自然素材で作られた、国産ナチュラルバスオイル

北海道発のSHIROが展開するバスオイルの人気ナンバーワンがサボンの香り。
ヒマワリ油とガーナ産の未精製シアバターを配合したリッチなオイルが、乾燥が気になる肌を柔らかく整えます。

お湯に溶かすと石けんのようにふんわりとした甘い香りが広がり、ミルクキャンディを思わせる優しさでバスルームを包みます。
SHIROの香水「サボン」を愛用している方には特に、
「あの香りをお風呂でも楽しめる」という嬉しい体験になります。

同ブランドのボディミルクやボディオイルと重ねて使うと、湯上がりも長く香りが持続します。

おすすめの使い方: バスオイル→同シリーズのボディミルクで仕上げる(香りが長持ち)
価格帯: 200mL 4,180円


3|アユーラ「メディテーションバスt」

「眠る前の入浴」のために設計された、和のアロマ入浴料

2026年1月に待望の定番化を果たし、ますます注目を集めているアユーラの入浴料です。
長年「バスタイムのリラックスといえばこれ」と語り継がれてきた名品。

ビターオレンジ・ラベンダー・サンダルウッドをブレンドした香りは、就寝前の入浴に特化して設計されています。
「一日の終わり、気持ちをほどくように香りが広がり、ゆったりとした夜時間へと誘う」
というブランドのコンセプト通り、この香りをまとったお湯に浸かると、自然と深呼吸したくなります。

乳白色のお湯と安らかなハーバルグリーンの香りは、疲れた夜に特別なやすらぎを与えてくれます。
2026年1月からフレグランス(香水)も定番化しており、バスタイムで体験した香りを日中にもまとえるようになりました。

おすすめの使い方: 就寝1〜2時間前の入浴に使用、お湯の温度は38〜39℃低めに設定
価格帯: 300mL 2,640円〜


4|ジョー マローン ロンドン バスオイル「ポメグラネート ノアール」

「特別な夜」のためのダークでミステリアスなバスオイル

イングリッシュ ペアー & フリージアの爽やかさとは対照的に、深みとセクシーさを持つのがポメグラネート ノアール。
ザクロとカサブランカが絡み合い、ガイアックウッドのスモーキーな余韻が続く、大人のためのバスタイムの香りです。

週末のゆっくりとした夜、少し贅沢なバスタイムを楽しみたいときに特におすすめ。
フレグランスキャンドルとともに灯した暗めの浴室で、この香りのお湯に浸かると、自宅がラグジュアリーなスパに変わります。

「平日のリセット」にはイングリッシュ ペアーを、
「週末の特別な夜」にはポメグラネート ノアールを
——という使い分けも素敵です。

おすすめの使い方: フレグランスキャンドル(ポメグラネート ノアール)と香りを揃えてダブルで楽しむ
価格帯: 30mL 4,290円 / 250mL 11,110円


5|ジョー マローン ロンドン バスオイル「ライム バジル & マンダリン」

気分を切り替えたい朝・夏のバスタイムに

「夜のリラックス」だけがバスタイムの香りではありません。
朝シャワーや、夏の暑い日に気分をリフレッシュしたいときには、シトラス系が最適です。

ジョーマローンを代表するシグネチャーフレグランスのバスオイル版。
カリブ海を思わせるライムの爽快さに、刺激的なバジルが加わったモダンでクールなシトラスグリーンは、男性にも人気の高い香りです。

「バスタイムでリラックスしたい」という夜のイメージとは異なる、
**「シャキッとしたい朝のバスタイム」や「夏のシャワータイム」**
に取り入れると、気分の切り替えに効果的です。

おすすめの使い方: 夏の朝シャワーにひと吹き、またはシトラス×ウッドの香りでレイヤリング
価格帯: 30mL 3,850円 / 250mL 11,110円


湯上がりの「香りのバトン」——ボディミストで香りをつなぐ

バスタイムの香りを、眠りにつくまで持続させたい。
そのために有効なのが、湯上がりのボディミストやボディクリームとの組み合わせです。

お風呂から出たら、体を拭く前か拭いた直後に、バスオイルと同じ香りのボディミストをさっと全身にスプレーします。
温まった肌はオイルや香料の吸収がよく、香りが密着しやすい状態になっています。

その後、しっかり保湿したい方は同系統の香りのボディクリームを丁寧に塗り込む。
こうすることで、バスオイル→ボディミスト→ボディクリームという香りの重ね付けが完成し、就寝まで一つの世界観の中に包まれます。

SHIROは「サボン」シリーズでバスオイル・ボディミスト・ボディオイルが揃っており、香りを揃えやすいブランドの一つです。
ジョー マローン ロンドンも香水とバスオイル・ボディクリームを同香りで展開しており、
一つの香りを入浴からベッドタイムまでつなぐスタイルが提案されています。


まとめ|今夜のバスタイムを「香りのある時間」にする

バスタイムのフレグランスを整理します。

  • バスタイムは副交感神経が優位になり、香りの効果が最大化するゴールデンタイム
  • 入浴前→入浴中→湯上がりの3ステップで香りの流れを設計する
  • 夜のリラックスにはラベンダー・ヒノキ・サンダルウッド系、朝の気分転換にはシトラス系
  • バスオイル→ボディミスト→ボディクリームと同じ香りで重ねると持続時間が伸びる
  • 就寝前は就寝1〜2時間前の38〜39℃のぬるめのお湯が理想

今夜、いつものお風呂に香りをひとつ加えてみてください。
それだけで、今日が少し豊かな一日になります。