廃れることのない高級ブランド「クリスチャンディオールディオール」。
今回はディオールから女性にオススメの香水5つをピックアップしてご紹介します。
ディオールとはどんなブランド?
ディオールにおいての香水の立ち位置は、服飾やバッグなどの陰に隠れた脇役ではなく、彼がいかに香水に深い思い入れがあったかご存知でしょうか。
ディオールは1946年に創業。
そのわずか1年後の1947年に香水部門の「パルファンクリスチャンディオール」を創設するほど彼は香水に並々ならぬ深いこだわりと情熱を持っていました。
ディオール自身が理想に掲げるエレガントな現代女性像を彷彿とさせる香りを創造したいと、短期間で本腰を入れて開発していたのです。
代表的な香水「ミスディオール」は初めて創ったフレグランスです。
イヴ・サンローランは元々はディオールのデザイナー
イヴ・サンローランは若干21歳という若さでディオールの主任デザイナーに就任します。
ディオールの知識を深めたい方は、2018年日本公開映画「クリスチャン・ディオール華麗なるモードの帝国」の視聴がオススメ。
普段身に着けるブランドもお洒落だからという理由のみならず、ブランド創設の背景や、デザイナーの苦悩など、コレクションが完成するまでの舞台裏を学べます。
ファッションとして身に纏う側としても、内面から美しく昇華することができると思います。
ディオールのデザイナーとして活躍したデザイナーとしてはイヴ・サンローランの他にも、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズなど、ディオールには有名トップデザイナーが歴任しています。
レディ・ディオールは故ダイアナ妃お気に入りのバッグ
レディ・ディオールは故ダイアナ妃お気に入りのバッグで、海外外交の際に愛用していたアイテムとして当時注目を集めました。
この投稿をInstagramで見る
日本人女性の中でも憧れのバッグという方は多いのではないでしょうか。
特徴的なステッチ模様でエレガントかつ華やかな印象のデザインで有名なバッグですね。
ディオールの香水の魅力とは?
ディオールは流行り廃りのサイクルの早い世の中でも決して輝きを失わない高級ブランドの一つです。その稀有な妥協を許さない気構えが作り手側に宿るからこそ、受け取る側にその他には類をみない王座の魅力が伝わってきます。
ディオールは、愛用香水としての一本からすぐに外れるような香水ではなく、多くの方に長く母から子へ受け継がれるような、歴史に刻まれる香水作りを目指していました。
そのためには香水を作る調香師、クリエイター側も、自らがつくりあげる香水に心を奪われて止まなくなるほどの一本を目指す――それこそが、理想の香水づくりのキーワードであり、エッセンスだとディオールは語っています。
ローズカブキ | 日本人女性と相性の良い歴史あるディオールの日本愛に満ちた香水
ディオールは王道過ぎて「あ、この香り知っている」「私が使っている香水と同じだ」など友人や同僚と愛用香水が被るなどの経験がある方、それでもディオールは永遠の憧れブランドだからやっぱり愛用したいという二律背反的ジレンマを解消してくれるかもしれない2018年末頃発売、待望の新作――。認知度のそこまで高くない今こそ狙い目です。
まだお目にかかる機会が少ない理由は2018年発売の新作だからという理由のみならず実は「ローズカブキ」は一部の特別な店舗のみで発売されたフレグランスコレクション「メゾンクリスチャンディオール」の為、一層プレミア感が高いのです。
日本が世界に誇る伝統芸能「歌舞伎(Kabuki)」のメイク(白塗り)から発想された、まさに日本人女性が愛用せずにはいられないディオールの日本愛に満ちたコレクション。
香りは万人受けする女性なら一本は持ちたいと願う王道ローズの香り。
ムスクやグリーンの香りも感じるただのローズではない日本的な伝統の奥深い香りの再現とフランス、パリジャンのエレガンスが結婚したような唯一無二の一本となっています。
ミスディオール | ディオール一本目に選ぶには最適な香水
いい香りと思っても香りがきついと使用場所を選ぶので、普段使いが難しくなり購入を躊躇してしまった経験がある方、それでもメジャーブランドは必須アイテムだから欲しい、とお悩みの方にうってつけの香水がこちらになります。
香水が苦手とおっしゃる方でもこの香りは好きだと言っていただける事でしょう。
グリーンフローラル、シンプルで清楚、シャボン系の香りは誰でもが嗅ぎたくなるあの、お風呂上りにも似た癒される新緑の中で入浴するような光景をイメージする、ディオールの中でも、年齢も問わず場所も問わないデイリー(毎日)使いができる万能香水です。
愛用するうちにコレなしではいられない、落ち着かない…といえるほどにまるで空気のように日常に溶け込んだ、あなたにとって大切な一本となることでしょう。
グランバル | 心が躍るようなジャスミンの魅力に溢れた香水
グランバルという言葉の意味を知らなくてもなぜか響きに心躍るような印象を受けた方はいらっしゃいませんか。香水は香りやデザインはもちろんのこと「ネーミング(名前)」も、その魅力を高めるために最も重要であり、香りのイメージを左右する大事な顔。
もし名前だけでも心躍るような気持ちになった方は、その感性の端々で、意味を汲み取っているのかもしれません。
その第一印象は間違っていません、そう断言できる意味が込められているからです。「グラン バル」とは、壮麗な舞踏会という意味。そう、舞踏会に心躍るような気持ちになった方は本当に的を得ているのです。純白のドレス姿の女性、そして、一度は飲んだことがあるでしょう、ジャスミンティーの香り。花が開くと共にふわっと花の香りが鼻腔を擽るあの瞬間。ディオールのなかでも一際上級な印象を受けるのは、最高級原料にこだわり、同ブランドのなかでも最高級な香水だからです。
ジャスミンの香りが大好きな女性は大勢いらっしゃることでしょう。しかし、ジャスミンと一口に言っても、酸っぱく感じたりフローラル系というよりは青々としたジャスミンの香りも世には出回っております。こちらはジャスミンティーの香りにエレガントな甘みを加えたような、皆様がジャスミンといえば「そう、この香り」と抱くその理想に限りなく近い、とても女性らしい上品な香りとなっております。
コローニュロワイヤル | 男女共に使えるユニセックスな香水
※こちらはアウトレット商品になります。
ディオールと聞くと、男女ともにラインナップが充実しておりながらも、どうしてもファッション雑誌やパリコレを闊歩する女性モデルが脳裏によぎる方が多いのは、ディオールは女性の永遠の憧れだからなのでしょうか。
男女ともに使える香水が欲しい、男性だけどディオールの中から愛用香水を持ちたいという方も多くいらっしゃると思います。
しかし、香水ほどではなく軽く付けたい、普段は制汗剤やボディスプレーで済ましている、という方も突然に濃い王道ディオールに走ることなくこちら「コローニュロワイヤル」から手を出して、第一歩を踏み出すのも良いかもしれません。
香水の中でも軽く付けることができるオーデコロンのため、ボディスプレー感覚で使うこともでき、もちろん香りが薄まる時間も他のオーデパルファムなどの持ちが長い香水と比べますと短いですが、持ちが短いからこそツンと来るような鼻につく香りではなく、誰しもがいい香り、嫌な気持ちにならない爽やかな印象を与えます。
シトラス、柑橘系を深めたような、男女共にご愛用いただける香水です。
ミスディオールシェリー | 甘さを纏いたくなる特別な日にオススメな香水
香水デビューを既にされている方の中には「ミスディオールでディオールデビューした」という方がいらっしゃるかもしれません。先述した通り、ミスディオールはシャボン、グリーン系の香りで、人や場所を選ばないデイリー使いに最適な香水です。
こちらの「ミスディオールシェリー」は、このミスディオールのグリーン系にフルーツを加え、徐々にフローラル系へと変化する「甘みのあるミスディオール」と呼べる香水です。元々ミスディオールを持っていたという方は、食べ物の味変ならぬ香り変として、たとえば週末のデート限定で使うというような特別な日専用としての使い方をオススメします。
好きな人の前では少し甘みのある香りを付けたくなりますね。
このように「いつ、どこで、誰といるとき」に香水を使うのか、使用場面を考えるだけでワクワクして来ませんか、それこそが奥深い香水の楽しみ方の一つです。
甘くてフルーティー、デートでは相手の方になぜか前より可愛らしさが増したような気がする、と褒めてもらえるかもしれません。
若い女性の方がちょっと甘くてかわいいファッションをして、好きな異性にアピールするような場面にぴったりの、ミスディオールとこちらミスディオールシェリーは、ぜひ「2本セット」持ちしたい香水です。
ディオールのおすすめ香水5選【レディース】まとめ
クリスチャンディオールのおすすめの香水5つをご紹介してみました。
世界中で愛されている香りをぜひ楽しんでみてくださいね。