たくさんの香水をコレクションして、季節にあわせてそれぞれ使い分けている方は「香水上級者」。
通年使える香水しか選んだことがないという方も、クリスマスをきっかけに季節ごとに香水を変える楽しさを味わってみませんか?
クリスマスシーズン特有のロマンチックな気分に浸ったり、女性としての魅力度をアップさせたり、モテたい季節だからこそセクシーな女性になれる香水を選んでみたりするのも楽しいものです。
そこで今回は、クリスマスにぜひおすすめしたい香水をピックアップしてみたので、どうぞ参考にしてみてくださいね。
ジルスチュアート「バニラ ラスト」
クリスマス市場から甘いクッキーなどのお菓子が香るようなホリデーシーズンには、香水も甘いお菓子のような香りをまといたくなりませんか。
こちらは、キャラメル、ココナッツ、バニラと、思わず美味しそうという感嘆符が付きそうな名前が並びますが、ラストにはサンダルウッドにムスクなどに移り変わり、セクシーな女性にも変身できます。
元々、割とプチプラな部類に入る香水ですが、少量で使いたい場合ロールオンも発売しているので、まずはそちらを鞄に忍ばせ今年の冬は「官能的×バニラ」をテーマに過ごしてみては。
ジェニファーロペス「グロウ バイ ジェイロー」
クリスマスならお酒のボトルもいつもより奮発してお洒落に演出したいもの。
お酒が飲めない方は、こちらの香水で代用してみてはいかがでしょうか。
細身でなだらかな曲線美は、まるでお酒のボトルのような香水で、見た目だけでも気分は高揚する事でしょう。
首元に付けたネックレスのようなブランドロゴの装飾も煌めき、素敵なクリスマスの一夜に花を添えます。
入浴したばかりの石鹸を彷彿とさせるフローラルなシャンプーの香りで、日本人にも馴染みやすく誰からも好かれやすい香水なので、彼氏とのデート使いにも、友達と遊びに行く際にも、家族とまったり過ごす団欒のシーンにも使える、コロン感覚で日常的に使っても嫌みのない、余ったら春にも夏にも使えるお役立ち香水です。
ジョーマローン「ナツメグ&ジンジャー」
スパイシーなジンジャーとナツメグや甘さのある香りが最高のバランスを保ち、少しの時間を置くだけで温かみのあるやわらかな香りに進み、厚い絨毯が敷かれ、蝋燭の灯火が揺れ、暖炉はパチパチと音を鳴らして外は降雪しているログハウス、そんな異国にて冬を過ごす気分を味わえる香水。
本場のクリスマス市場から香るのは、シナモンが効いたホットワイン、可愛い人型のジンジャーブレッド、そのどちらもスパイスを彷彿とさせる、これが本場の香りではないでしょうか。
クリスマスシーズン限定の香りとしては英国の老舗ブランド「モルトンブラウン」からもツリーに飾るオーナメントのデザインに象られたスパイス系の香りが発売されています。
このように少しスパイスが効いていると、甘いなかにもハッとする刺激が含まれてイベントなど大勢で集まる機会にもシーズンに合った、周囲と違った香りで主役になれるかも。
セルジュルタンス「ダチュラノワール」
寒くなったシーズンほど官能的な、比較的重く甘く香る香水が魅力的に感じる季節はないでしょう。異性を惹き付けるセクシーの女性を、このシーズンだからこそ女磨きに事欠かない、そんな完璧を求める女性に相応しいのがこちらの贅沢で洗練された香水。
ダチュラ自体が怪しく白を放つ印象ながら、その怪しさに黒と名が付いた、セクシーな小悪魔的女性にオススメ。
ジバンシィ「オードモワゼルフローラルオーデトワレ」
この時期のイルミネーションは、派手にありとあらゆるモニュメントを飾って毎年観光客が集まって話題になることがあります。
反対に、白やブルーに統一した、装飾も少な目ですっきりした、お洒落な百貨店などで見かけるものと各々好みがあるように、香水も人によって好みが変わります。
甘くて重く、海外の柔軟剤を思わせるような主張をする香りを好む方もいるし、あるいは自然体で落ち着いた、あまり主張しない控えめな香りを好む方が、いらっしゃることでしょう。
こちらの香水は後者であり、かといって香水じゃない、石鹸と溶け込んでわからないほど控えめでもないちょうどいい中間の優しめな主張をしたい女性に適した香りです。甘くないのに女性らしいフローラルな香りは、ボディクリームなどでは弱すぎるけれど、多くの香水は強すぎるし、といった強くも弱くもない香りを探している方に推薦したいアイテムです。
メゾン クリスチャン ディオール「スパイス ブレンド」
引用:ディオール公式オンラインショップ
2019年9月に発売されたばかりの新作。男女使えるユニセックスなので、クリスマスの時期のデートでのペア使用もロマンチック気分にさせてくれるかも。
前述した通り海外のホリデーシーズンにあちこちから香って来る異国のクリスマス気分を味わうに最適な新作香水です。
シナモン、ブラックペッパー、ナツメグ、コリアンダー、グローブなど、スパイスが目を見張るほどに調香され、甘いシュガーとラム酒まで顔を出して、寒さが身に凍みるシーズン中に是非試して欲しいこの新しいディオールの香水を、まだ認知度も低いこの時期に手に入れてみては。
ロジェガレ「ジンジャー ルージュパフューム」
肌寒い季節に、暑いくらい暖かそうな色と、香りを求めるならばこちらの香水を試してみて下さい。赤系統の香料、レッドジンジャー、ザクロが、調香されているため、この色と香りのラインナップだけでも、情熱的に燃え上がる恋心と合わさって、複合的な効果によって、心情的にも身体的にもポカポカとしてきそう。
ジンジャーといわれるとつい日本的な生姜の香りを想像しますが、こちらは甘さのなかにすっきりとした、想像よりも穏やかな、可憐な香調なので、強すぎず優しい雰囲気を演出できます。ホットワインを飲みたくなるこの季節、本場のクリスマスカラーとして代表的な赤が目立つ、このホリデーシーズンに合わせて共演させてみたいアイテムです。
アナスイ「ラ ヴィ ドゥ ボエム」
アナスイのモチーフとして有名な蝶々、薔薇が精巧な彫刻のようにボヘミアンスタイルとしてあしらわれているアナスイらしさ全開のボトルがなんとも魅力的。
香水界のみならずアクセサリーや化粧品、衣類など、魅惑的なデザイン、アイテムに溢れているブランドに夢中な、元来の「アナスイファン」なら心がときめいてしまう上品、かつ、アーティスティックな香水です。
ボトルの可愛らしさに惹かれて購入する方も多く、デザインで女性の乙女心をくすぐるアナスイの本領発揮と呼べるでしょう。
冒険心のある女性をテーマにしたこちらの香水は、ベリー系の香りを更に深く凝縮させて、甘いバニラをミックスしたような、これから本格的な冬に入るシーズンに相応しい香りです。
サルヴァトーレ フェラガモ「シニョリーナ ミステリオーサ」
ミステリアスな女性になれる香りに包まれたい方にうってつけの香水。
夜、官能、神秘、掴み所のない影のある表情を香りで魅惑的に演出できる香水ですが、反対に、可愛らしさ、表の表情、光、お花畑、ふわっとしたワンピースなどを連想できる『シニョリーナ』『シニョリーナインフィオーレ』というネーミングの、淡いピンク調の香水がフェラガモのラインナップには存在します。
そちらと対比的にミステリオーサを使用すると、非常に応用的な上級のお洒落を身につけた憧れられるような女性に一歩近づき、一層、そのミステリアスさが引き立ち、女に磨きがかかるかもしれません。
一体どちらの顔が本当なのかと翻弄させることで、二面性のある女性の魅力を引き出せるテクニックとして大いに役立てる香水です。
まとめ
クリスマスにぜひ使ってみていただきたい香水をご紹介しました。ぜひ、香りで季節を味わってみてくださいね。